◆BYOBU****PICTURES ON FOLDING SCREENS****
諏訪市の「サンリツ服部美術館」で企画展「屏風―絵のなかに遊ぶ」が始まり、館所蔵品の中から江戸時代に描かれた屏風絵を中心に展示している。6月2日から8月1日まで。
9:30~17:00・月曜日休館。
屏風は、狩野派の中枢で江戸幕府の奥絵師として活躍した狩野常信の「春秋遊楽図屏風」をはじめ、狩野了承筆の「源氏物語図屏風」など9点。来館者はいにしえから読み継がれたきた名作文芸や四季の名所の風景など、屏風のなかに広がる絵画空間を楽しんでいる。
屏風は古来、間仕切りや風よけの調度品として人々の暮らしに重宝されてきました。屏風にはその大きな紙面を利用して様々な絵が描かれており、現代の私たちの眼をも楽しませてくれます。
展示屏風は、賑やかな京都の町などを描いた「◆町の賑わい」、和歌に詠まれた名所などがテーマの「◆四季の名所」、源氏物語や伊勢物語を扱った「◆物語の世界」の3コーナーに分けて紹介しています。
「四季の名所」に展示した「歌絵図屏風」は狩野派の開祖、狩野尚信の門人とされる片山尚景が描いた名品です。古歌に詠まれた名所・京都の歌枕として名高い大堰川を描き、山地から切り出した木材をいかだに組んで流す様子や鵜飼など、かつての夏の風物詩を眺めることができます。
「物語の世界」コーナーの屏風は、源氏物語や伊勢物語の「賢木」「朝顔」「武蔵野」などのハイライト場面が描かれ、「町の賑わい」の「歌舞妓図屏風」は、歌舞妓ファッションをまねた京都の遊女たちが題材となっています。
同館の宇野千代子主任学芸員は、「屏風絵は折って立てることを意識し、奥まった部分は遠く、飛び出た部分は近くの景色、また金ぱくの金雲を描くことでも遠近を表すなど、日本独特の手法もじっくり見てもらい、夢の世界にしばし遊んでほしい」と話している。
◎緑水から徒歩5分です・・・
問い合わせは「サンリツ服部美術館」(電話
0266・57・3311)へ。







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