画家◆原田泰治の50年をたどる・・12周年記念展 開催!!
記念企画展「画家原田泰治の50年」を開催します。11日から11月14日までの二ヶ月限定の企画展覧会です。
原田泰治さん
は1940(昭和15)年に諏訪市
で生まれました。小児麻痺にかかって両足が不自由になりましたが、武蔵野美術大学
洋画科、武蔵野美術短期大学 商業デザイン科に進学し、グラフィックデザイナーを目指しました。デザイン会社での勤務を経て、1964(昭和39)年24歳の頃、諏訪市に帰郷してデザインスタジオを設立します。そしてその翌年、デザインで生計を立てながら幼少の頃10年間過ごした下伊那郡伊賀良村(現飯田市
)をテーマに、思い出をもとにふるさとの風景を描き始めました。

父親からの言葉「マンネリと言われてもいい。マンネリというトンネルを抜ければきっと個性という光が輝いている」を信条に、消え行く日本の原風景を描き続けています。
素朴なふるさとの情景、目鼻のない人物描写。自分の思い出を描いた初期の作品も、全国各地に取材して制作している現在の作品も、その画風は変わりません。
時代の流れに流されることなく貫いてきた一本の道―そこには、画家原田泰治を支えてきた父武雄の言葉がありました。この間127回にわたり朝日新聞日曜版に「原田泰治の世界」を連載
、旧ユーゴスラビアの素朴画家との出会いもあったのです。


絵の道を志した20代の初期作品から最近作まで、原田泰治の画業50年を振り返ります。原田さんの初期の作品から近作に至るまで、初公開を含め71点を発表します。
展示作品は1968年制作で初めて発表する「うしろのしょうめんだーれ」や、諏訪地方を題材とした74年の「とうさんのこぐ舟」、「ニッコーキスゲの丘」、昨年の「万治の石仏」など。「素朴画への目覚め」「信州回帰」など5章に分けて紹介しています。


今回は特別に、愛用の筆やパレットなど・・思い出の品々をアトリエからお借りして展示します。
必見は⇒取材を共にしてきた「愛用車トヨタ800
」足が不自由な原田さんを42年間支えた愛車を特別展示特別展示します。特別展示する愛車は「トヨタS800」。68年に購入。当時障害者用はなく、地域の修理工場がオートバイのハンドルを加工した手動ブレーキを考案。その後一度の故障もなく取材や営業に走り続け、現役は終った今も走行可能。
原田さんは「深い思い出と感謝の気持ちから手放せなかった。節目展で労をねぎらいたい」と・・。
ふるさとを愛し、人々の暮らしを見つめ続けてきた原田泰治の素顔を感じていただけることでしょう。
会 期 平成22年9月11日(土)~11月14日(日) ※月曜休館
入場券は大人800円。なお9月18日から11月14日まで諏訪市原田泰治美術館は、東山魁夷展
を開く北澤美術館本館と期限限定共通券(1000円)を販売する。
問い合わせは原田泰治美術館(電話0266・54・1881)へ。
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