2010年9月1日水曜日

小沢征爾さん・・9月5日からのSKF松本降板

小沢征爾さん・・9月5日からのSKF松本降板


松本市で開いているサイトウ・キネン・フェスティバル(SKF)松本の実行委員会が、総監督小沢征爾さんが指揮を予定していた9月の公式4公演を降板すると明らかにした。持病の腰痛悪化が原因としている。

読売日本交響楽団
正指揮者の下野竜也さんが代わって指揮する。

小沢さんの強い意向で4公演とも冒頭にチャイコフスキー「弦楽セレナード」第1楽章約7分を追加、小沢さんが指揮棒を振る。




降板するのは「オーケストラコンサート」のBプログラム全2公演(9月5、6日)とCプログラム全2公演(8、9日)。チケットは完売している。曲目に変更はなく、1曲追加されていることから、実行委は払い戻しには応じない方針。

昨年末の定期健診で食道がんが見つかった小沢さんは、今年1月から約7カ月間活動を休止。主治医によると、今のところがんの転移や再発の可能性はなく、経過は良好だが、療養中に筋力が低下したことで持病の変形性脊椎(せきつい)症による腰痛が悪化したという。



7月に松本市入りして以来、腰痛の治療に専念。しかし「10分を超える指揮は病状悪化を招く」と主治医から忠告を受け、降板の意向を伝えた。

小沢さんは「がんの治療は無事に終わったが、ここにきて腰痛がひどくなってしまい大変残念。皆さまには何度もご迷惑、ご心配をおかけし本当に申し訳ない」とのコメントを発表した。




 


今日は皆さんに、私の代わりに「サロメ」を振ってくれる素晴らしい指揮者が見つかったことをご報告します。

この数年、ヨーロッパの歌劇場で目ざましい活躍を続けている若手のイスラエル人指揮者オメール・メイア・ヴェルバー君です。サイトウ・キネン・オーケストラと素晴らしい歌手たち、そして若きマエストロ、オメール・メイア・ヴェルバー君によるオペラ「サロメ」を、私も今から楽しみにしています。」

・・・小澤征爾 


フェス終了後は、12月の米ニューヨーク・カーネギーホールでの4公演で「完全復帰」を果たすため、腰の治療に専念するという。

実行委の勝家秀夫事務局長は「小沢さん本人が一番悔しがっている。残念な結果だが、小沢さん自身とサイトウ・キネンの将来のために皆さまにはご理解いただきたい」と・・。

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